世界遺産「日光東照宮」旅行記
2024-03-26
栃木県日光市にある世界遺産「日光東照宮」を訪れた際の様子を紹介します。東京から電車で片道2時間ほどの距離にあるなど、首都圏からのアクセスが良好で訪れやすい観光地です。
<登録名称>
- [日本名] 日光の社寺
- [ 英名 ] Shrines and Temples of Nikko
- [ 仏名 ] Sanctuaires et temples de Nikko
<登録年・登録基準>
- [ 登録年 ] 1999年 文化遺産
- [ 登録基準 ] (i)(iv)(vi)
<所在地>
- 栃木県日光市
日光東照宮は、江戸幕府初代将軍の徳川家康をまつる神社として、家康が死去した翌年の1617年に建てられました。
「一周忌が過ぎた後に日光山に小さな堂を建てて勧請し、神として祀れば八州(当時の関東地方の名称)の鎮守となろう」という旨の家康の遺言によって社殿が建てられ、その後、3代将軍の徳川家光によって寛永の大造替が行われ、現在見られる荘厳な社殿となりました。
日光東照宮へのアクセス方法は、鉄道では東武日光駅やJR日光駅が最寄駅、車なら日光宇都宮道路の日光ICが最寄りの出口となります。都内から電車で2時間程で行けるなど比較的アクセスしやすい世界遺産です。
最寄りの駅から日光東照宮までは数種類のバスが運航しており、片道300円で数分で移動できます。歩いても20~30分程の距離なので、時間のある方は散策がてら歩いてみるのも良いでしょう。
駅から日光東照宮に向かってゆるい上り坂になっているので、行きはバスかタクシーで移動し、帰り道をゆっくり散策するのがおすすめのコースです。
この神橋は、日光東照宮と共に世界遺産に登録されている建造物です。起源が8世紀半ばという長い歴史を持つ橋で、国宝建造物や国の重要文化財にも指定されているほか、「日本三大奇橋」としても知られています。
神橋の側にある階段の途中に、世界遺産登録の石碑が置かれています。
階段を上った後も、参拝入口までは結構道が続きます。
日光東照宮には、家康の廟である東照宮の他にも日光二荒山神社などの歴史的な建物が集まっているため、見どころが多くあります。
東照宮の入り口まで南北にまっすぐ伸びる参道は幅が広く、歩いていると周囲の自然を感じることができて気持ちが良いです。